Last Day

そして終わりゆく激動の2011年。
いやほんと今年はいろいろありすぎてお腹いっぱいですわ。
年初とかにおせち騒動とかカンニングとかいう話題で盛り上がったの懐かしい。
地震でほんといろいろ一変しましたなあ今年は。


そんでも恒例の有明まんが祭りで同人誌売って暮れる年なわけですよ。変わりない日常はありがたいですな。


さて蕎麦食ってぼーっとすれば年も明けますな。さて次はどんな年が来るか。
どんな年になっても自分は変わりなくありたいものですがはてさて。

no title.

あんまりにもないがしろにしてたら広告表示が入るようになったのなはてダ。
そんなわけでまあ特になにもない一日になりそうだけど更新。


面白いこと無いかなーとは言うけど、自分から探しに動かねーとなかなか面白いものって出てこないよな。
書を捨てよ街に出ようか。

今日の雑音

くだんの大災害から2週間が経ち、相変わらず事態は混迷を深めてたりするわけですが、自分の周りは特に被害らしい被害もないためまあ概ね周囲は相変わらずです。普段買っている豆腐が変えなくてたんぱく元の修正を余儀なくされたり、電気周りが面倒なことになってるなあ程度の話なので別に改めて話題にすることでもないでしょう。世間的にもでかい大事で小さい大事が覆い隠されたりする相変わらずの状況ですし、大衆が扇動されて食料買いあさったり水買いあさったりする平常運転ですね。結局オイルショックの頃からなんも変わってねえよな本質的には。

あーそういや昨今の報道みててちょと思ったんですが、政府とか東電とかの情報公開がなんかあやふやな状態について「彼らは情報を隠している」みたいな論調はよく見るんですが、むしろ実態として「彼らは状況をよく把握できてない」が正しいんじゃねーかなあと思う訳なんですけど、政府とかの批判を滅茶苦茶やってるくせに彼らがそこらの情報はきっちり抑えてる、という話に繋がるのがどうにも解せません。そこらへんを指摘すると国としてのシステムの根幹が揺らぐとかなんでしょーかね。企業は(見えてる限りは)ともかく政府はもう今更どうにもならないと思いますが。

まぁとりあえず日常を回せる人は日常を回して世の中のサイクルを回すことを最優先事項にしたいとこですね。これまでどおりに。

『猫撫ディストーション』

メーカー: WHITESOFT
発売日: 2011/02/25
シナリオ: 元長柾木/藤木隻
原画: ミヤスリサ/みやま零/月音


お話概要。3年前に妹が死んで以来腐って家庭内ギスギスな主人公だけどある日突然妹が復活した。んでついでに他の家族もなんだか愉快になった。そっから始まる家族模様。
ゲームの雰囲気は公式に結構長い体験版が落ちてるのでそれをやってみるのが手っ取り早い。
http://www.white-soft.jp/products/nekonade/download.html


とりあえずテンプレを貼っておくとして、R元服ゲーなので対象は隣の幼なじみ、姉(っぽいなにか)、母(っぽいなにか)、猫メイド(っぽい猫)、妹(鬼籍)と一揃い揃っておりまあ充実。あと脇にポリスとかくぱぁとかバグ持ちとかがいます。
全体的にシナリオに理系思想と哲学が入っており、通常語りもですが難解な単語がなんのフォローもなく登場し何事も無く話が進むのでまずそれっぽいのに耐性がない人は詰むでしょう。上の体験版にその成分がなみなみと入ってるのでそれが試金石かと。まぁわりとトンデモも入ってるので耐性以上にわからないことはサラリと流せる空気力が必要かもしれません。

私は元長柾木がシナリオ書いてるってだけで買った信奉者なんであんましその他成分は参考になりませんが、立ち絵のキャラが動いたりフェードイン・アウトしたり、キャラの上に吹き出しが出るように個別にメッセージウィンドウが開いたりとスクリプト面では結構面白い試みがされてる模様。あとBGMは環境音楽として秀逸だと思います。タイトル画面曲とか。無駄に名曲揃い。

シナリオに人を選ぶ要素満載、キャラ的にもクセがありまくりと評価まっぷたつに分かれる典型的なお話ですが、個人的には大変面白かったのでよし。Genesisのちょっと先の片鱗も見せてもらったし。ネタとしてはなんというか2000年前後テイストですけど、今後も定期的にこういう話が出てきて欲しいなと。